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【ファンクショナルトレーニング #1】プロアスリートも実践しているファンクショナルトレーニング
普段は専修大学体育会統括トレーナーとして強化指定クラブ(バスケットボール、陸上、バレーボール、卓球その他)のトレーニング、リハビリテーション怪我の治療等トータル的なコンディショニングを担当。
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
鍼灸按摩マッサージ
指圧師 日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学スタッフ)
アディダス公認ファンクショナルトレーナー
【経歴】
2001年~現在 専修大学男子バスケットボール部トレーナー(関東大学D1)
2010年~現在 全日本バスケットボール男子ナショナルサポートトレーナー
2014年~現在 専修大学体育会統括トレーナー
ファンクショナルトレーニングとは?
ファンクショナルトレーニングとは、すべての競技に対して有用なトレーニングになっております。
プロレベルの競技では最近取り入れられていますが、まだジュニア世代のトレーニングにはあまり取り入れられておりません。
しかし、パフォーマンスの向上にとても有用なトレーニングになっておりますので、今回ぜひ参考にしていただきたいと思います。
コレクトムーブメント
ファンクショナルトレーニングを一言で表すと、「コレクトムーブメント」この一言に尽きます。
これは文字通り正しい体の動かし方という意味になるのですが、これをしっかりやれることで初めていろんなことが上手に出来るようになります。
どんな競技であってもそうなんですけども、良い選手は理に適ったきれいなフォーム、かっこいいフォームをしているんですね。
そういったフォームを習得するためには、ファンクショナルトレーニングの「コレクトムーブメント」つまり正しい動作の習得が必須となってきます。
体をスマホに例えると?
ファンクショナルトレーニングをちょっと簡単にスマホに例えてみたいと思います。
まずハード面ですね。例えばディスプレイだったり、OSだったり、カメラ、ハードディスク。こういったものは人間の身体で言うと、筋肉や骨や靭帯、脳、神経、そういったものにあたります。
一方で「動き」。つまりソフトの面。アプリケーションに相当するものが動きになります。歩く、走る、ジャンプする、止まる、こういったものですね。
ハード面でもソフト面でも、どちらかにおかしな動き、故障があると正常に機能することはできません。人間の身体も同じです。
例えば、筋肉や靭帯が傷んだ中で何かをしようとしても、痛みを抱えながら体がを動かそうとすると自然にブレーキをかけて、そこをかばう動作をしてしまうことで正しい動きができなくなります。
逆も同じで、靭帯や筋肉や骨が正常であっても、間違った動き方が体に染み付いてしまっていたら、機能としては正しい動きになりません。なので、体と動きの両方がしっかりと正常に機能して、初めて良い動きを習得することができるということになります。
ファンクショナルトレーニングを取り入れるメリット
ファンクショナルトレーニングを取り入れる大きなメリットというのはいくつかありますが、まずケガをするリスクを下げることができます。
ケガをしなくなることで、練習がしっかりできるようになります。練習がしっかりできるようになると、さらに高いレベルにステップアップした練習ができるようになります。
シーズンを通して休まずに活躍できる選手は首脳陣、コーチ陣からも信頼を得ます。それが一流の選手になれる条件です。
1年~2年程度の短い期間だけ結果を出すのではなくて、長期間ケガをせずに良好なコンディションで競技を続けていられるということは、良い選手になれる最大の条件だと思います。
ジュニア世代へのメディカルサポート
私が今まで見させていただいたスポーツの現場では、ジュニア世代に関してはまだまだメディカルサポートがないのが現状です。
スポーツをする上でケガはどうしても起こるわけで、そのケガした選手というのは、自分で何とか治すか、痛みを抱えながらプレーをし続けるか、こういった状況が今も続いています。
怪我をした後に「なぜそのケガが起こったか?」ということを考えながら、今度はケガをしないよう正しい動作を取り入れる。
復帰後もファンクショナルトレーニングを続けることで、正しい動作を体に刷り込むことで新たなケガを予防できる。未来あるジュニアアスリートがこれからたくさん出て行くためには、ファンクショナルトレーニングは絶対に欠かせない要素になってくると思います。
まとめ
ファンクショナルトレーニングとは、正しい動作の獲得、正しい姿勢、関節可動域、柔軟性の獲得、傷害予防、ジュニア世代からプロ、すべてのスポーツ競技において重要なトレーニングになっております。もっと言うと、人間の動き、その一番のベースになるものなので、ファンクショナルトレーニングは絶対に取り入れるべきトレーニングの1つであります。
これまでファンクショナルトレーニングを説明させていただきましたが、実際にどのようなトレーニングがあるのか、これからご説明していきたいと思います。ぜひ、パフォーマンスアップや傷害予防のためにお役立ていただけたらと思います。